今夏開催予定の東京オリンピック2020が、新型コロナウイルスの世界的蔓延により、1年程度の延期が決まった。それにちなむわけではないが、幻に終わった日本の二つの五輪の話題を紹介しよう。
その1.戦争拡大で中止となった80年前の東京オリンピックである。その「東京五輪決定」の号外を見ることができた。地元の旧家に保存されていたもので、「大阪毎日新聞」の号外で、昭和11(1936)年8月1日の日付がある。開催の4年前にベルリンのIOCでの決定を報じるもので、「次回オリンピック東京に決定」、「聖火初めてアジヤへ」の見出しが躍る。

その2.確実視されていたが土壇場でソウルに決まった1988(昭和63)年の名古屋オリンピックである。ここに紹介するのは、早々と発売が準備された名古屋市交通局の「1988 名古屋オリンピック開催決定記念乗車券」である。バス(130円)と地下鉄(120円)の乗車券が付いた2種類の乗車券のセットで、500円で発売される予定であった。
しかし、開催がソウルに決まったため、どうするかという事で検討した結果、抽選で販売することになった。これが人気となって、応募が殺到したという。運よく抽選に当り入手できたものである。乗車券の開催決定の文字が消され、「発売中止」の一文が書かれた紙片も付けられていた。
※ 2月は体調不良のため、3月もコロナ禍はじめいろいろあってブログの更新が出来なかった。










