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美術展・展示会3題

8月末から9月初めにかけて、公私いろいろあったなかで、美術展などを見て来た。
まず、豊田市美術館の奈良美智(よしとも)氏の "for better or worse"(どのような運命になろうとも)展を娘・孫・カミさんと見て来た。愛知県芸大の大学院を卒業後30年を記念した展覧会で、多くの美術展のように巡回展ではないためか、県外からの観客も多いようだ。平日の昼過ぎということもあって、子ども連れの姿も見らるが、多くは氏のファンであろう。氏独特の眼をした女の子が並ぶのは壮観である。孫はコーヒーカップの中に涙を流す女の子が重なる”Fountain of Life"Fountain of Life"が気に入ったようで、二度、三度と見に行った。

碧南の藤井達吉現代美術館の「リアルのゆくえ」展は、知人から招待券を頂いたので、カミさんと二人で行ってきた。こちらは日曜日の午後ということで、館の前の駐車場は満杯だったが、運よく出る方があったので、停めることができた。駐車された車のナンバーは、名古屋や尾張小牧などが目につく。これまでこの館には何度も来たが、これほど多くの観客を見ることはなかった。やはり、教科書でおなじみの高橋由一の「鮭」や岸田劉生の「麗子像」の実物を見ることができるのが、人を集めたのであろう。入ってすぐのところに高橋の「鮭」と並んで磯江毅がオマージュとして描いたの「鮭」が並んで展示されている。これだけ見るだけで充分であった。
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最後は、かつての職場でご一緒したこともある漫画家いしはらいずみ氏の原画展である。岡崎信用金庫のPR誌「おかしん」に掲載中の4コマ漫画「だりやちゃん」が連載500回になることを記念し、岡崎信用金庫資料館で開催している。月一回とはいえ、40年以上にわたってアイデアを出すのは大変なことである。会場にはPR誌の原画だけでなく、ほかの仕事(新聞掲載)なども展示されている。
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会場風景の写真は、了解を頂いて撮影したものである。





by kiraku-an | 2017-09-05 13:55 | 展示会